近ごろ気になる知財トピック(1)[海外出願での翻訳対応]
2023.7.4
戦略アドバイザー通信(10)<原文PDFリンク>
近ごろ気になる知財トピック(1) [海外出願での翻訳対応]
今回は、企業知財部門の中においてコスト・品質ともに関心を集めている海外出願に関し、
そのコスト構造で大きな位置を占める翻訳(英訳)について、最近の動向を紹介したいと思います。
以下のような項目で内容を整理しています。
ご興味ある方には詳細をお伝えしますので、ご連絡をお願いします。
1.海外出願比率が向上している背景
①顧客&競合のグローバル化
②国内のみ出願がもたらす技術流出
③国内出願の厳選
↓
2.海外出願のコスト構造とコスト削減を期待できる3つの方法
①PCT出願[指定国;米独中韓]から権利化直前までのコスト構造(一般論)
②3つの削減策を簡単に紹介
↓
3.最も削減効果を期待できる翻訳(英訳)料金への最近の取り組み
【海外出願2000件以上の超大企業の取り組み】
知財分社での翻訳の内製化(機械翻訳の活用)
【その他の大企業の取り組み】
特許事務所に対しての翻訳会社指定フローの採用
[メリット]
(1) 翻訳会社との間で料金設定
(2) 過去翻訳案件の利用による重複翻訳の削減
(サン・フレア社の場合)
≪これからの方向性≫
①機械翻訳・人手翻訳共に、誤訳起因となる原文日本語の見直しが再びクローズアップされてきた。
②上記①への対応として、翻訳会社と企業の両方が最適な段階での原文チェックand/orリライトを検討している。